« August 2005 | Main | October 2005 »

September 24, 2005

北海道撮影紀行〔トドワラ〕

野付半島をさらに進み、ネイチャーセンターに車を停める。そこから分岐している半島を、先頭に向かって30分くらい歩いていく。
海に続いている水面に立ち枯れた木の残骸が点在する光景は、一種独特の雰囲気。

crw_424701blog

水面は鏡のように静かで、快晴に近い青空が映っている。生命感は感じないが、美しい静寂の風景。ここに着く前の湿原で辺り一面の花畑を見てきただけに、ギャップは大きい。

トドワラは、水面上の木道を歩いて回る。
そして、そのうちの一本は周回する木道から分岐し、海の中に向かって伸びている。
大した手すりもない心細い木道を進んで行って、たどり着いたのは小さな砂州。振り返ってみると、さっき回っていた木道からは、ずいぶん遠くに来てしまったように感じる。

crw_426501blog

たどり着いた砂州は水面と同じ程度の高さしかなく、波が出てきたら全体が水をかぶってしまいそうだ。
日も傾き、風も出てきて、少し心細くなってきたので、トドワラを離れ、宿へと向かうことにした。

| | Comments (8) | TrackBack (2)

September 17, 2005

北海道撮影紀行〔野付半島〕

7/21の後半。知床の三の沼を午後1時過ぎに発ち、羅臼に向かう。ウトロ方面では曇りがちだった天気も、羅臼に来ると快晴に近い晴れ方。
やはり晴れると単純に気持ちがいい。そのまま羅臼から国後国道を南下していく。天気は良いし、道は空いているし、快適なドライブ。
しかし、結構距離はある。この日は、野付半島に行った後、屈斜路湖まで移動する予定なので、あまりのんびりはしていられない。

・・・と、ようやく野付半島に向けて、道が分かれていく。
ここもひたすらまっすぐな道を進んでいく。道の両側には海が広がり、道路沿いには地元の漁師さんの家らしき建物がところどころに立っているだけ。
空は快晴。両側には青い海。自分達だけがまっすぐな道をひたすら進んでいる。
これから自分達が向かっているのは、“地の果て”であるような気がしてくる。

こんなことを感じるのは久しぶりだ。5年前に小笠原に行ったとき、僕はそこが“世界の果て”であるような気がした。小笠原に行くには週一便の船で25時間かけて行くしかなく、帰って来るには同じ船に乗ってくるしかない。太平洋に浮かんだ行き止まりの島。
だからこそ、そこには他のどの場所にも無い空気が流れていたような気がした。

小笠原が船で行く“海の果て”なら、野付半島は道を進む“地の果て”なのでは。。。
車を進めるうち、そんな気分がしてくる。

そして、車窓から、ふと右に目をやると、いままでただの草原だと思っていた湿原に、エゾカンゾウが一面咲き乱れている。

CRW_4199blog

今回の旅、ワッカ原生花園や小清水原生花園では見ることのできなかったエゾカンゾウの花畑を、ここに来て、この青空の下でようやく見ることができた。

そして、良く見ると、そこにはタンチョウらしき鳥の姿も。

CRW_4185blog

ああ、でも、撮った写真には、自分が感じた感動が写ってはいない。。。。。

| | Comments (3) | TrackBack (1)

September 10, 2005

北海道撮影紀行〔知床番外編〕

今回、北海道を旅行して一番驚いたのが、野生動物との遭遇。
「見れたら良いな」、くらいに思っていたキタキツネやエゾシカ、さらにはヒグマまで、あっさり出会ってしまった。今回は、知床で出会ったそうした動物達の写真をアップします。(慌てて撮ったので、大した写真じゃないけれど。)

まずは、キタキツネ。
知床五湖に向かう道路を走っていると、前方で車が何台か停車している。何かあるのかな、と見ると、岩の上にキタキツネが。。。
「かわいい~」と言って写真を撮っている人が多いけど、彼(彼女)は、「かわいい」と言うよりは「カッコいい」という表現の方が似合う、精悍な雰囲気だった。

CRW_3975blog

その次は、エゾシカ。知床五湖に向かう道路では、そこかしこでエゾシカを見ることができたのだが、知床五湖の一湖に向かう遊歩道では、1~2mの至近距離で目撃。
歩いていると、どうも近くの茂みで何かが動く気配がする。カサカサいう音は、絶対に動物の存在。ヒグマだったらどうしよう、とビビリながら、そぅっと歩いていくと、若いオスの鹿が、目の前にのっそりと姿を現した。

DSC03397blog

そして、最後はヒグマ。知床五湖から羅臼に向かう道路で、また前方の車がなにやら停車している。
と、見ると、道路をヒグマが横断中。慌てて手近にあったコンパクトデジカメで撮影したのが下の写真。

DSC03407blog

いちおう、写真中央の黒っぽいかたまりがヒグマです。慌ててたので、手ブレはするし、クマはどんどん離れていってしまうし。。。 せっかくのワンチャンスをあんまし生かせませんでした。(ま、見れただけでハッピーですが。)

| | Comments (6) | TrackBack (1)

September 08, 2005

北海道撮影紀行〔知床②〕

7/21は、ウトロから知床五湖、知床峠を抜けて野付半島に向かう。

まずは二度目の知床五湖へ。。。 実は、前日もエゾシカを見たあと知床五湖に行ったのだが、天気が悪く、どうも今ひとつだったので、この日は朝から再トライ。
遊歩道を歩き始めて、10分ほどして一湖に到着。残念ながら知床連山は雲に隠れていたものの、静かな湖面には青空と白い雲が浮かんでいた。

crw_405301blog

知床五湖に行った後は、知床横断道路を羅臼方面へ。知床峠を少し過ぎたところに羅臼湖へ向かう遊歩道の入り口があり、そこを散策することに。
しかし、道は細くぬかるんでいて、なかなかの悪路。残雪を横目に見ながら藪をかき分けて行くと、ようやく三の沼にたどり着く。

羅臼岳は雲に隠れて見えなかったけれど、人影の無い湖畔にはミズバショウやワタスゲが静かに咲いていて、僕達はそこでしばらく休憩した。

crw_417501blog

| | Comments (3) | TrackBack (0)

September 03, 2005

北海道撮影紀行〔知床①〕

7/19は網走湖近くに宿を取り、翌日(7/20)は、今回の旅のもう一つのメインである知床に向かう。
国道244号から344号に入ると、あとは知床まで一本道。途中の小清水原生花園では曇りだった天気も、徐々に回復。時折、晴れ間も見える。

知床最初の観光ポイントのオシンコシンの滝に到着。ここには、国道沿いから滝を見上げるポイントと、ちょっと細い道を上がって、滝越しに海を見下ろすポイントの2ヵ所の撮影ポイントがある。しかし、今回は天気に恵まれず、上のポイントから滝越しに見る海は、残念ながら鉛色。なんとか、下から滝を見上げるポイントで、青空バックの構図に。

crw_393601blog

その後、オシンコシンの滝を出発し、本日の宿泊地のウトロも通り過ぎ、知床五湖に向かう。
・・・と、道路脇にエゾシカが!

CRW_3989blog

今まで、野生の大きな動物なんか見たことなかったのに。知床に来たら、ずいぶんあっさりと見れてしまった。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« August 2005 | Main | October 2005 »