紅葉を見に志賀高原へ(2)
濃霧の翌日、朝から天気はどんよりとしている。しかし、奥志賀高原の宿周辺では、昨日ほどの霧は出ていない。
「さすがに昨日のような濃霧はないだろう。」 そう思って、県道471号を蓮池に向かって車を走らせる。 ・・・と、山頂付近に漂っていた霧が、だんだんと下に降りてくる。
車が高天ヶ原にさしかかる頃には、ついに道路近辺まで霧が流れ出してきた。そして、その先いくつかトンネルを抜け、蓮池に到着する頃には、前日よりも濃い霧に。
5m先は、もう全く見えない。なんとか蓮池の駐車場に車を停めるが、走行中の車が間違えてこっちに突っ込んできそうで、ちょっと怖い。
それに、蓮池に出てみても、辺りは真っ白で何も見えない。と言うより、下手したら踏み外して池にはまってしまいそうだ。
しかし、この霧の中でも観光バスは何台もやってくる。せっかくなのでバスのドライバーに渋峠付近の状況を尋ねてみると、そちらも霧で何も見えないとのこと。
まさか、2日目も霧で身動きできなくなるとは。
残念だが、少しでも霧が晴れていた奥志賀高原方面に戻ることにする。
せっかく志賀高原まで来たのだが、この天候では、近くの紅葉をアップで撮るしかないか。。。
なんとか霧が晴れている高天ヶ原付近で、とりあえず車を停めてみる。すると、真っ赤に色づいている葉っぱが目に付いた。
冷え冷えとした曇りがちの空の下、木にしっかり絡み付いている葉の鮮やかさが、そこだけ熱を発散しているかのようだ。

その後、宿まで戻って車を止め、周辺を少し散策することに。どうやら森の中の散歩道らしい白樺苑路を通って、白樺池に向かう。
気楽な木道を期待していたのだが、結構足元は悪い。小雨もぱらつく中、粛々と進んでいく。
天気が良ければ印象が変わるのかも知れないが、正直いまいち。
白樺池までたどり着いた後、もうぬかるんだ山道を歩くのが嫌になり、舗装道路に出て戻ることにする。
すると、辺りに霧がうっすら漂う中、鮮やかに色づいている紅葉が目に付いた。黄色からオレンジ、赤へと変わるグラデーションが炎をイメージさせる。

結局この日も、霧に阻まれ早めに宿に引き上げることとなった。
どうも今年は天気に恵まれないが、明日こそはと望みをつなげる。




































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