アプリケーションによる色味の差
Webサイトの立ち上げまでの過程、と銘打っておきながら、このところしばらくは、撮影日記のようになっていました。春の撮影ラッシュもほぼ終わりましたので、今日は久しぶりに画像の色について書きたいと思います。
カラーマネジメントに気を使うようになると、同じjpegファイルでもアプリケーションによって色が微妙に異なることに気が付きます。(Windowsでの話しです。)
例えば、CANONのデジカメを使用している私は、ZoomBrowserEX Ver.5.0(以下ZB)、EOS Viewer Utility Ver.1.2.1.14(以下EVU)というCANONのユーティリティソフトと、AdobeのPhotoshop CS(以下PS)を使用していますが、これらのソフトで表示される色は、“印象として”PSとEVUでは同じであり、ZBでは異なっています。(ちなみに同じファイルをWindowsの壁紙として表示した際は、ZBと同様の色でした。)
私は基本的に、i1 Display2というキャリブレートツールを使用してモニタのICCプロファイルを設定しており、出力するファイルは、Webでの使用を前提としてsRGBをカラースペースとしています。sRGBは、一般的なアプリケーションソフトの標準的なカラースペースであるため、これで出力しておけば、どのアプリケーションでも同じ色が表示されるのかと思っていたのですが、実際は違うようです。
CANONのお客様相談センターに問い合わせたところ、EVUはモニタのICCプロファイルを使用してカラーマッチングをしているが、ZBではそうした処理は行っていないとのことでした。このためEVUは、CMSを行っているPSと表示色が同様になったものと思われます。(このため私は、CMSを意識して、PSとEVUを自分としての標準アプリケーションとして使用することにしています。)
ま、しかし、いくら微妙な色の違いに気を使って画像を補正しても、結局、個々人が使用してるモニタの個体差の方が大きくなってしまうような気もしますね。本当に自分が伝えたい色を提供するには、印刷物で管理するしか無いのかも知れません。


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